Windows PCからマイナポイント第二弾の申請

お得
AlexaによるPixabayからの画像

2022年6月から開始されたマイナポイントの第二弾ですが、ざっくり以下内容になっています。

  1. マイナンバーカードの新規取得で5,000円
  2. 健康保険証としての利用申し込みで7,500円
  3. 公金受取口座の登録で7,500円

私はすでにマイナンバーカードを取得済みでしたので2,3を新たに申請しました。

インターネットから申請可能ですが色々と面倒な部分もあったので、参考までに紹介したいと思います。

ただし、マイナンバーカードはすでに持っている前提の説明になりますのでそこはご了承ください。

NFCリーダを準備

PCから申請する場合にはマイナンバーカードを読み取るためのNFCリーダーが必要になります。

また、申請した後の話になりますが、マイナポータルという専用サイトにログインする際やマイナポータルから健康保険証登録の申請や公金受取口座登録などの各種サービスを使用する際にいちいちマイナンバーカードを読み取らなければなりません。

私はSonyのPasori RC-S380を購入し、PCへUSB接続して行いました。

スマホでもできるのに、なぜわざわざNFCリーダーを購入してまでPCでやるか、ですが、このような申請ものをスマホから文字入力で行うのが苦痛なのと、各種申請時のキャプチャをとって保存しておきたいというのが理由です。

Pasoriに関してはドライバをインストールしておく必要があります。私はWindows11の環境で行いましたが、問題なくインストールできました。こちらのPasoriのサイトからダウンロードできました。

ソニー株式会社 | FeliCa | 個人のお客様 | サポート・ダウンロード | 基本ソフトウェア (sony.co.jp)

事前セットアップ

以下のマイナポイント事業のサイトにアクセスし、第二弾の申し込みボタンを押していきます。

マイナポイント事業 (soumu.go.jp)

申し込みボタンをクリックすると自動的に環境チェックが走る仕組みになっており、事前セットアップとして以下の二つの条件が満たされていないと引っ掛かります。

  • マイキーID作成・登録準備ソフト​​
  • ブラウザ用拡張機能

環境チェックの結果の表示に上記二点をダウンロードするリンクが貼られているため、セットアップしていない場合はそちらからダウンロードしてインストールすれば問題ありません。

マイキーID作成・登録準備ソフトはリンク先をクリックすると即座にダウンロードが開始されました。MKJSsetup.exeがダウンロードフォルダに保存されますので、これをダブルクリックしてインストールをする必要があります。インストール自体は「次へ」を押していくだけなので比較的簡単です。

詳しくはわかりませんがマイナンバーカードをブラウザで認証するために、ブラウザの拡張機能からマイキーID作成・登録準備ソフトへアクセスするのだと思われます。

こちらも環境チェックの結果のリンク先からブラウザの拡張機能のインストールページに遷移できますので、インストールするだけです。なお、私の場合はMicrosoft Edge版の拡張機能を使用しました。

ようやくマイナポイント第二弾を申請

事前セットアップが終わったら、PCへ接続したNFCリーダ上へマイナンバーカードを乗せ、再度マイナポイント申請の申し込みボタンを押します。

すると、今度は利用者証明用のパスワード入力ポップアップが立ち上がりますので、マイナンバーカード取得時に設定したパスワード(4桁数字)を入力します。ここで、3回連続で間違えるとロックされてしまうようなので注意してください。

これでようやく「健康保険証としての利用申し込み」と「公金受取口座の登録」によるマイナポイント取得の申請を行う画面へ進むことができます。

受取先の決済サービス情報などを入力して申し込み完了です。

ただし、これはあくまでマイナポイント受取の申請であって、前提条件である「健康保険証としての利用申し込み」と「公金受取口座の登録」は別途行う必要があります。

さらにマイナポータルへのログイン用アプリのインストールが発生

「健康保険証としての利用申し込み」と「公金受取口座の登録」についてウェブサイトから簡単にできるのかと思いきや、こちらも専用アプリをインストールした上でウエブサイトから申請する必要があります。しかも今回もブラウザの拡張プラグインもセットでインストールする必要がありました。

まず、上記二点の申し込みを行うには「マイナポータル」というサイトから申請する必要があります。

そして、このマイナポータルへログインするためには専用アプリである「マイナポータルアプリ」をインストールしておく必要があるのです。

マイナポータルアプリはログイン画面のガイダンスから進めばインストールまでたどり付けます。このページのダウンロードからWindowsアプリがダウンロードできました。
利用者登録の手順のご案内 | マイナポータル (myna.go.jp)

MPASetup_ChromiumEdge.exeというファイルがダウンロードされますので、こちらをインストールすると、最後にブラウザの拡張機能のダウンロードページが開くようになっていますので、拡張機能も併せてインストールします。これによりようやくマイナポータルへログインできるようになりました。

健康保険証と公金受取口座の登録

ようやく本丸まで来ました。マイナポータルへログインする際にはまたNFCカードリーダにマイナンバーカードを置いて利用者証明用パスワードを入力する必要があります。

ログインできたらあとはメニューにある「健康保険証としての利用申し込み」と「公金受取口座の登録」からそれぞれ申請して完了です。健康保険証としても申し込みは即時で処理が完了しましたが、公金受取口座の登録は少し時間がかかるようで、翌日以降にならないとマイナポイント申請側で設定完了と認識されない場合があるようです。

感想

申請するための環境設定が多すぎて大変煩雑だと思いました。セキュリティなども考慮した最適解なんでしょうけれども、パソコンなどが苦手な方は非常に大変だと思います。そもそも、NFCカードリーダを入手してドライバインストールしなければいけませんし・・・

アプリの評価も非常に低いので皆さんあまり便利だとは感じていないようですね。

特に、ログインする時に毎回マイナンバーカードをかざす、というのは我慢できませんね・・・。

ID、パスワードと二要素認証とかで何とかならないんですかね、いまどきカード(ハード)そのものが無いとログインできない、というのはすごく面倒ですね。

まぁ、スマホから使用するのが前提なんでしょうけど。という感想でした。

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