【企業経営理論】分析型アプローチとプロセス型アプローチ

経営戦略論におけるアプローチの種類について、自分の理解を書いていきます。

分析型アプローチ

過去のデータなどの分析結果から計画を策定し、その計画に基づいて活動を実行していくという戦略アプローチのこと。

定量的な結果に基づいて戦略を立てるため、根拠がありリスクが小さくなるが一方で保守的な戦略になりがちとなる。また、不確実性の高い状況下では当初計画通りに活動が進められないことも多く、うまく機能させることが難しくなる。

プロセス型アプローチ

最終目標を明確にしつつ、常に戦略を見直しながら進めるアプローチ方法のこと。活動の中で発生する外乱や想定されていなかった事象も経験値として積極的に取り込み、それらを情報資源として戦略へ活用する。

比較

分析型アプローチプロセス型アプローチ
・過去の分析結果に基づいたものであり、プロセス型に比べて保守的な戦略となる可能性がある・事業活動の中で発生した事象は情報資源と捉え戦略に取り込む
・不確実性の高い状況に対して創発的に戦略を立てて対応する

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