低価格、省スペースキーボードのPerixx社のPERIBOARD-426を購入してしばらく使用してみた感想を書いていきます。
Perixxについて
Perixxはドイツに本社のあるキーボード、マウスを中心に製造しているメーカーになります。
ペリックス・コンピューター有限会社(英語表記:Perixx Computer GmbH)は、ドイツ・デュッセルドルフに拠点を置くコンピュータ周辺機器メーカー。ファブレス企業。Perixxは同社の商標登録ブランド。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
Perixxですが、Perixx Japaneもあり、2021年7月に日本公式サイトも開設されています。
キーボードとマウスを主力としている会社だけに、幅広いラインナップや攻めたデザイン、かつ低価格で手に入る品が多いことが特徴です。
PERIBOARD-426の購入理由
私が今回購入したのはPERIBOARD-426という省スペースでコンパクトなキーボードです。
なぜPERIABOARD-426の購入に至った理由は次の3つです。
- テンキーレスで省スペース
- ドイツブランドで信頼できそう
- 低価格
では、実際に購入~使用してみた結果について紹介していきたいと思います。
購入まで
PERIABOARD-426はAmazonで販売されており、2,000円ほどで購入することができました。
出荷元がAmazonでしたので、注文して翌日には配送されました。(地域によって異なると思います。)
表面にはDesigned In Germanyのシールが貼られており、ドイツ感が漂ってました。
中を開けてみるとこんな感じです。
まず思ったこと。左上のperixxロゴがやけにカッコ良い。また上部だけ表面加工がされていて思っていたよりも高級感がありました。
背面のシールには「Made in China」とありました。
どうやら設計はドイツで、製造は中国で行うことによって良質なデザイン×低価格を実現しているようです。
仕様
サイズ&重さ
横 × 縦 × 高さ = 276 X 138 X 15mmです。
幅138mmは想像以上にコンパクト感を感じさせており、ホームポジションからマウスまでの距離がかなり短いため無駄な手の動きがなく気に入りました。
なお、高さ調整の足がついておりこちらを開いた状態では実測で約+7mm高くなりました。
重さは公式サイト上は380gとなっています。実際に持った時の体感的にも相当軽く、またサイズもコンパクトであるため持ち運びも楽でした。
軽いためキータッチ時の滑りが不安でしたが、背面の滑り止めが割と性能が良く、滑ることはありませんでした。
特に高さ調整用の足の先にも滑り止めのゴムがついているのは親切設計でプラスポイントです。
このあたりはドイツ設計の良さなのかもしれません。
スイッチ
メンブレン式スイッチになります。キーストロークは実測およそ3mm程度で低い方ですが、この薄さのキーボードにしては割と確保されているほうかなと思いました。
打鍵感は、かなり軽いめですが打鍵する際に若干ぐらつく感じはしますね。
キーピッチは実測19mmくらいで標準なキーボードと変わりないので、タッチタイピング時の違和感はありませんでした。
20220508追記:キーピッチ数値の記載ミス修正
接続
PERIBOARD-426は有線接続にタイプになります。
なお、無線が良い場合はPERIBOARD-609Bなどが候補になると思いますが、サイズが少し大きくなるのと価格が若干上がります。公式サイトだと+400円ほどでした。
その分「Home」「Page Up」「Page Down」「End」キーが独立して右側に追加されていたりするので、このあたりは好みだと思います。
機能
F9~F12までがメディア関連のホット-キーに割り当てられています。(Fnキー同時押し必要)
また、右上にライトが三つついており、右から「Scroll Lock」、「Caps Lock」時に点灯します。右から三つ目は通常Num Lockですが、テンキーがないので光らないようになっている様子でした。
注意点
perixxキーボードは海外メーカー製のため、英語配列が基本になっている気がします。
Amazonで販売されているPERIBOARD-426は英語配列のみでした。(2021/9時点)
ただ、公式サイト上では日本語配列が選択可能なため、日本語配列が欲しい場合は公式サイトから購入するのが良いと思います。
ただし、Amazonで購入する金額よりも若干価格が高めになります。
なお、わたしの場合は英語配列をAmazonから購入しています。というのも逆に英語配列キーボードが欲しかったためです。
通常の家電量販店では英語配列キーボードはなかなか取り扱っていないし、ELECOM、Baffaloなどのブランドでもあまり選択肢がないんですよね。
総評
テンキーレスのコンパクトキーボードで2,000円前後で手に入る製品としてこのクオリティであれば十分満足の代物でした。
英語配列が欲しい場合はperixxのような海外ブランドから選ぶのが選択肢も増えるのでおすすめです。特に今回紹介したperixxは価格も安く、コストパフォーマンスの高い製品だと思います。
また、perixxは攻めたデザインの商品も多く、エルゴやカラフルな製品も出ています。今後試してみたいですね。
日本公式サイトができて間もないようなので、時間が経てば今後さらに人気が出てくる気がしますね。
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