【英語学習】「TOEIC L&Rテスト直前の技術」をやってみる

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こんにちは、Merです。

TOEICの対策本は世の中にあふれていますが、なるべくお金をかけずに勉強できるに越したことはないですよね。

そんな中、Amazon Primeに契約していれば無料で読めるTOEIC対策本があったので試してみました。

試してみた本

アルクから出ている「TOEIC L&Rテスト直前の技術」がなんとプライム会員なら無料でダウンロードできたため、早速ダウンロードし、Kindleアプリから試してみました。書籍で購入すると\2,000ほどするようですので、Prime会員だとかなりお得だと思います。

特徴

この本の特徴としては以下のような感じでした。

  • 「直前の対策」と銘打っているだけあり、TOEIC試験に有効なテクニカルな指南が多い
  • 得点を伸ばしやすいよう、実際の試験の順番で章立てされているのではなく、直前でも得点を伸ばしやすいPartから勉強していく仕組みになっている
  • リーディングとリスニングが両方学習できる

効率よくTOEIC向けの学習ができることがこの本の最大の特徴と感じました。

テクニカルな指南は充実している

例えば、選択肢を先に読んだり、パターンを判断して問題文全体を読むことなく解くといったTOEICに特化した技術が解説されています。

特に、それらの技術の習得を助けるために、技術に対応してパートが分かれており学習しやすくなっており、またパートとの最後に理解度を確認する復習問題が用意されている構成になっているのは良いと思いました。

効率的な学習順序

これはこの本の中でも最大の特徴と言っていいかもしれません。

章立てがTOEICのPartと対応して次の順序になっています。

  1. Part2 リスニング
  2. Part5 リーディング
  3. Part6 リーディング
  4. Part3 リスニング
  5. Part4 リスニング
  6. Part7 リーディング
  7. Part1 リスニング

これは学習効率を最も高めるため、スコアが高い順番に勉強できるようになっています。

つまり、本当にTOEICの試験の直前に勉強を始めてしまい、すべてのパートの勉強が完了できなかった場合にも少しでもスコアが高くなるように勉強できる仕組みになっています。

あまりこのような構成の本は遭遇したことがなかったですが、考えてみれば合理的ですね。

リーディングとリスニングの学習ができる

「TOEIC L&Rテスト直前の技術」はその名の通りリスニングとリーディング両方の学習が可能です。

ただし、電子書籍版の場合、CDなどは付属していませんのでリスニング問題については、英語学習アプリ「booco」をインストールし、boocoのラインナップの中からこの本を見つけて再生する必要がありました。

ちょっと面倒なこと

最近はこのようにアプリで英語のリスニング問題が無料開放されているものも多いですが、使い勝手はいまいちだと感じる場合があります。

例えば私の場合、Fire HDタブレットのKindleアプリを起動し、この本を開いているわけですが、さらにその状態でリスニング用のアプリのboocoを開くとKindleがバックグラウンドに行ってしまい問題が見えなくなります。

問題をひたすら解くような場合は、boocoでリスニングの再生ボタンを押してすぐにkindleアプリ側をアクティブにすればその後は問題ないですが、復習をしたりじっくりと何度も問題文を聞きながら勉強したい場合はboocoを開きながらKindleも開く必要があります。

こういったシーンで一台のタブレットで学習しているとすごく不便でした。

私の場合は最終的に、PCのKindleアプリで問題文の画面を表示しながらタブレットでboocoを開いてリスニング問題を流すというスタイルに落ち着きました。

総評

TOEICの学習に特化しているのと、カリキュラムや解説も工夫されており本の内容としてはなかなか良かったです。リスニング学習の使い勝手があまり良くなかったのが残念。

学習内容 :★★★★☆
コスパ  :★★★★☆  (Primeで無料だった)
使い勝手 :★★☆☆☆

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